TWDC編集部で今期注目しているタイドラマが、タイの大手芸能事務所・GMMTVが手がける「My Magic Prophecy」(原題)。医師とタロット占い師の2人の関係を描いた作品で、タロット占いによる魔法の予言(Magic Prophecy)に翻弄される2人をミステリアスに、面白く、キュンとさせてくれる物語に仕上がっている。
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あらすじ
才能あるタロット占い師のイントゥー(Sea)は、女友達のトーダーオ(Acare)から母に偽の占いをしてほしいと頼まれる。彼女の家に行ったイントゥーは、彼女の兄のタップファー(Jimmy)と出会う。彼はICUに勤める医師で、占いなどまったく信じないタイプ。そんな彼はイントゥーにぶっきらぼうな態度をとる。
初対面の2人だったが、突如イントゥーはタップファーに襲い掛かる不幸の連鎖の予言が見えてしまう。イントゥーはタップファーに、その不幸が命を脅かすほど深刻なものだと警告するのだった。
予言など無視するタップファーだったが、次々と不幸な出来事に襲われてしまう。そんな状況を見た親友や刑事から、一時的に身を隠すよう勧められる。選択肢がほとんど残されていないタップファーは、危険を回避するために渋々イントゥーと共にメーホンソンへ行くことを承諾するのだが…。
(日本公式ページから抜粋)
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(あらすじにある、女友達のトーダーオと彼女の母と医師のタップファーの3人でタロット占いをしてもらうシーンでは、タロット占いに絶対的信頼をおく母と全く信じていないと言い張るタップファーの態度の違いが、なんだかTWDCのタロット占い連載を読んでくれている人たちの中にも双方の反応があるのかな..と思いながら、楽しく観てました(笑))
本作の魅力
①定評のある主演2人の演技力
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実はタイの芸能事務所は所属俳優をマッチングさせ、「カップル」で売り出すことがほとんど。その為、主演2人は同じで複数のドラマが製作されることが主流。本作の主演を務める Jimmy (ジミー/ジッタラポン・ポーティウィホック)とSea(タウィナン・アヌクンプラサート)にとってこの作品は2人で主演を務める3作品目となる。
前作の「Last Twilight」では(予告編だけで涙が出そうになるほどいい作品なので、こちらもぜひチェックしてみてほしい)、病で視力を失った元アスリートと前科もちの青年の、繊細で儚い関係を演じ、その演技力と作品性に対し数々の賞を受賞した。
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特にSeaは、自分のシーンの登場人物全員のセリフを覚えるほど台本を読み込み、綿密なリハーサルを重ねていたという。ドラマ本編でも感情の機微を丁寧に表現しており、その演技には思わず涙がこぼれる。
②俳優前は実際に医師だったJimmyが再度本作で医師に
ICUに務める医師を演じるJimmyは2020年にタイのチェンマイ大学医学部を卒業。その後実際に医師として働いていたが、その1年後に俳優としてデビュー。医師役として本作でも医療用語や実際の施術(怪我の応急処置等)の描写があり、実際の医師であった予備知識がある上でみるとなんだかドキドキニヤニヤしてしまう。
③直接的すぎないキュンが詰まっている
タロット占い師として生きるイントゥーと、非科学的なものを一切信じないタップファー。対極的な2人が衝突することは予想がつくが、そんな2人の間に描かれる、不器用な思いやりやさりげない気遣いが何とももどかしく、かえって心をくすぐる。
恋愛感情が前面に出た“直接的すぎる”ラブストーリーではないからこそ、2人の関係が少しずつ変化していく過程をじっくり楽しめる作品になっている。
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本作は2025年7月27日より毎週日曜日に10話構成で配信されている。今年の夏は「My Magic Prophecy」と共に、暑い夏を”熱い”夏にしてみてはいかが?

