”バケットリスト”を叶える。20代女子のヨーロッパ一人旅ダイアリー【No.3/スペイン】





フランスを代表する画家クロード・モネの言葉に、Accidents are best things in existence.  […] It’s often when things aren’t going well that we are forced into doing them differently and they suddenly become interesting.(思いがけない出来事は最高なものだ。 物事がうまくいっていないときに違う方法で進むことを余儀なくされ、それが人生を突然興味深いものにする)”というものがある。

個人的に人生の起伏が多かった2023年を経て、思いがけなくできた “空白の時間” の使い方を考えた結果、大学生の頃に作った”バケットリスト”(死ぬまでにやりたいことリスト)にあったヨーロッパ一人旅に行くことを決めた。新しい景色や人々との出会いを通して見つめ直す自分自身の幸せや、これまでの人生。私が感じた素直な思いを旅先ごとにお届け。

最終回の第3回はスペイン・マドリード、バルセロナへ。




▶”バケットリスト”を叶える。20代女子のヨーロッパ一人旅ダイアリー【No.1/ドイツ、オランダ】はこちらから

▶”バケットリスト”を叶える。20代女子のヨーロッパ一人旅ダイアリー【No.2/ベルギー、フランス】はこちらから


  1. 5ヵ国目:スペイン・マドリード(3日間)
    1. スペインは「食」!
  2. 5ヵ国目:スペイン・バルセロナ(6日間)
    1. スペインといえばZARA一択。絶対に訪れて。
    2. スペインといえばやはり、サグラダファミリア
    3. 私の一人旅に必要だった場所
  3. 24日間の”バケットリスト”を叶える一人旅





5ヵ国目:スペイン・マドリード(3日間)

スペインに滞在していて一番感じたことはご飯が本当においしい!ということ。

スペインで食べるトマトが本当に美味しくて、トマトばかり食べていた気がする。スーパーででも日本の比にならないくらいの種類の多いトマトソースが売られていた。


ただ、スペインで普通に食事をするとなると、レストランは量も多いしお金がかかるし一人にはもったいなかった(一人用のパエリアを扱っているお店はほぼ無いに等しい!)。そこで、私がよく訪れていたのは「Mercado(メルカド)」。

メルカドとはスペイン語で「市場」を指すそうだが、魚屋やお肉屋だけでなく、ハムやチーズ、オリーブや乾物を取り扱うお店、またパン屋さんやバーまであったりする。現地の人が皆、お酒を飲んでご飯を食べに来ているのだ。


中でもおススメは「メルカド・デ・サン・ミゲル」(サンミゲル市場)。マドリードでどのメルカドに行こうか迷ったら是非サンミゲル市場へ。



サンミゲル市場の中心にはイートインスペースも用意されている。一人でご飯の写真を撮っていたら、隣で食事をしていた現地の家族が話しかけてくれて、私の写真まで撮ってくれた。
一人旅を始めてから現地の人から私に声をかけてもらうという体験は初めてで、そんな些細なことで国民性を感じていた。

一人旅はいつも楽しいばかりではないが、予期せぬことで喜びを感じることが出来る。



また、スペインに行ったらぜひ私がみなさんにおすすめしたいのが、オレンジジュース。

目に見えるくらい果実が沈殿している濃厚なオレンジジュースを気軽にスーパーでゲットでき、本当にこれがおいしい。スペインの食はどれも「おいしい」としか表現できないのがなんとも悔しいが、本当においしいので(笑)お腹の調子を万全にして行くことをおすすめする。

スペイン人は日本でいう関西人?


私がヨーロッパで一人旅をしていた時期にちょうど UEFA EURO(ユーロサッカー2024)が行われており、そこでマドリードのチームが優勝したらしく、街の盛り上がりが半端ではなかった。

日本でもサッカーファン同士でワールドカップの時期に観戦を楽しんだりするイメージはあったが、マドリードは町中全体がサッカーファンだと言っても過言ではないほどの盛り上がりだった。

スペイン人は陽気で声も大きく(笑)どちからというと関西人みたいで、フランス人は標準語を話す関東人のイメージといえばわかりやすいだろうか..



カナダではヨーロッパ一人旅をする人が多い


マドリードではドミトリーに滞在しており、私と同じようにヨーロッパを一人旅する人との出会いが多くあった。意外にも一人旅をしているカナダ人が多く、興味深く思った。

話を聞いてみると、カナダからヨーロッパには大体5-6時間で行くことができるそう。また、カナダの一部がフランス語圏であるように、フランス語を話せるカナダ人も多く、ヨーロッパがカナダで人気の旅行先になっているらしい。


同世代ももちろん、私より若い一人旅をしている子もいてびっくりだった(日本ももっと気ままに、海外への一人旅に興味持つ人がが今よりも増えたら嬉しい)。


5ヵ国目:スペイン・バルセロナ(6日間)


マドリードで3日間過ごした後はバルセロナに移動。バルセロナには6日間滞在予定で、このヨーロッパ旅の中で合計9日間と、一番滞在する期間が長い国でもある。

元々私は海が好きなので、比較的ビーチの多いスペインに多く滞在する予定ではあったが、当時(2024年時点)ヨーロッパの中でスペインが一番物価が安かったというのも理由の一つにある。

アパレルブランドの「ZARA」は知っている人も多いかもしれないが、スペイン発祥のブランド。日本のZARAよりも2-3割安く、デザインも多少異なる。スペインのZARAの店内も日本とはちょっと違ったおしゃれさがあるので、スペインに訪れたらZARAには必ず行ってみてほしい。


想像してみてほしい。

あの有名な「サグラダファミリア」を建築した、スペインが誇る建築家のガウディが遺した数多くの建築物を横目に見ながら、現地で調達した服を着ながら街を楽しむ。 ー なんて贅沢なんだろう!


ガウディの建築物といえば、自然界の造形や鮮やかな色彩が特徴。植物や花、貝殻、また地中海をモチーフにした曲線が際立つデザインなど、スペインの街並みも建築物も飽きることがない。

バルセロナといえば世界遺産にもなっている「サグラダファミリア」。

日差しの強いスペインだからこそ可能であるあの壮大なステンドグラスについて、どことなく聞いたことがある人、教科書で見たことがある人も多いのではないだろうか。


サグラダファミリアには二種類のチケットがある:建物の中に入場できるだけのチケットと建物の上まで登れるチケット。後者だと日本円で7-8000円ほどするのだが、お金は惜しまずぜひ上まで登ってみることを強くお勧めしたい。

ステンドグラスを眺めて(私はその綺麗さに圧倒されて2時間ほど滞在していた)、エレベーターで最上階にたどり着くと、バルセロナの街を一望するすることが出来る。


私はバルセロナでもホステルに滞在していたのだが、そこでありささんという普段はフィンランドに在住の日本人と出会った。2人でホステルで日本語で話していたら、普段日本で公務員として働いている日豪ハーフの男性が声をかけてくれた。彼は仕事を半年休んでヨーロッパを旅行しているらしい。

そんな彼におすすめされた、バルセロナから電車で約一時間半のモンセラットという土地へありささんと翌日一緒に訪れてみることにした。


前日、約6時間前に出会った人と2人で電車に乗って新しい目的地に向かっているなんて、この旅を始める前の私に想像できただろうか。

モンセラットはキリスト教に有名な聖地らしく、教会を訪れたり、「モンセラット」=カルターニャ語で「山」を意味する通り山に訪れてみたり。バルセロナでは味わうことのできない壮大な自然を味わうことができた。


私はこれまで予算的観点からホステルを選ぶことが多かったが、ホステルで出会った人たちの中には人との交流を求めてホステルを選ぶ人も多かった。

本当にその通りでこのヨーロッパ旅行を通してのホステルでの滞在は、私に素敵な出会いを引き寄せてくれた。私の一人旅には必要な場所であった。

旅の締めくくりはビーチで

バルセロナに戻って残りの滞在はビーチ三昧。スーパーで売っている生ハムやブラッターチーズが本当に安くて(ブラッターチーズは1つ300円ほど!)、スーパーに寄ってからのビーチが私の中での王道コースに。

ちなみにスペインはビーチでの飲酒は法律で禁止されているので気を付けて。


スペインのビーチでよくみかけることが多いのがトップレスで泳ぐ人の多さ!(笑)

ヌーディストビーチも多いらしく、下までとはいわないがトップだけでも、ビーチで一度自分を解放させるのも中々よかった。ぜひ皆さんも人生で一度はトライしてみて♡


電車に乗って海へ行ってみたり、スーパーで現地人と混じって買い物をしてみたり、長い坂で見かけた大量の荷物を持ったおばあさんを助けてあげたらその方のお家で牛乳をご馳走になったり(笑)..バルセロナで最高な旅の締めくくりを過ごすことができた。




24日間の”バケットリスト”を叶える一人旅


私がこの旅を終えて一番初めにしたことは家族に感謝を伝えることだった。

この旅での全ての人との出会いもそうだが、観光地巡りのみの旅にならなかったのは、英語のお陰でもあると強く感じたし、それが本当にうれしかった。
これまで面と向かって家族にありがとうだなんていう機会も勇気もなかったけれど、英語に興味を持たせてくれ、また学生時代に留学に送り出してくれた家族のお陰で培った英語力が、この旅で活きたことは間違いなく事実だ。改めて、ありがとう。


また、SNSやインターネットで世界中のモノをみれたり人と繋がれるこの時代に、実際にその土地を訪れて自分が「いつかは」と、思い描いていた世界に触れることができたこともうれしかった。

毎日目が覚めて、新しい土地に足を踏み入れる度に、自分に与えられる新しい出会いと経験という賜物が自分の人生を決断する材料のようなものになっていった。人の人生に触れて別れを決断できたり、逆に自分の新しく進もうとしている道への決意を固められたり。

この旅でもらったヒントをポケットに入れて、これからの20代も、30代もその先も!更なる新しい土地へ足を踏み入れていきたい。

Subscribe to our newsletter and receive our very latest news.

← Back

Thank you for your response. ✨