落ち着いた色調の空間、誰もが好むルラボの香り、青々と茂る熱帯植物の温室 ― オーチャードロードから一歩ロビーに足を踏み入れた瞬間、そこはシンガポールを一か所に凝縮させたようなオアシスを訪れた気分。
高級ホテルの集まる国、シンガポール
シンガポールには高級ホテルがありふれている。インスタグラムで必ずと言っていいほど見かけるマリーナ・ベイ・サンズホテルのインフィニティプール、シンガポール・スリング(Singapore Sling、シンガポール生まれのカクテル)が生まれたラッフルズ・ホテルまで、高級ホテルの数は多すぎるとも言えるだろう。
東南アジアで最も人気のあるエリアのひとつ、オーチャードの並木道沿いに、シンガポールのこれまでの高級ホテルとは異なるアプローチを採用したデザイナーズブティックホテルがひっそりと出現しているのを、あなたは見逃しているかもしれない。それが The Singapore EDITION (ザ・シンガポール・エディション)だ。
アジアのエディションホテルの中で5つ目にあたるザ・シンガポール・エディションは、うっかりと通り過ぎてしまうかもしれない。控えめで上品な佇まいをくぐり抜け、揺れるクリーム色のカーテンと揺らめくキャンドルと共に、外の活気や騒がしさを一気に忘れさせてくれる。

落ち着いた色調の空間、誰もが好むル・ラボの香り、青々と茂る熱帯植物の温室 ― オーチャードロードから一歩ロビーに足を踏み入れた瞬間、そこはシンガポールを一か所に凝縮させたようなオアシスを訪れた気分に。
他のホテルが「いかに豪華であるか」を外観からアピールしているのに対し、世界最大のホテルグループと連携した新しくオープンした5つ星ホテルというよりは、むしろ慎重に厳選されたプライベートメンバークラブのように感じられる。

旅の中のやすらぎ
ザ・シンガポール・エディションの客室数は204部屋と比較的小規模だ。客室数は少ないが、館内は非常に広々としており、大きなガラス窓から自然光が室内に降り注ぐ。他のホテルではこだわりの優先順位が低いようにも思える廊下だが、エレベーターを降りると、ホテル全長にわたって落ち着いた雰囲気の廊下が広がる。
洗練された良いムードを醸し出す照明が、自宅のようなくつろぎの空間へと導いてくれる。廊下を真っ直ぐ進んだその突き当たりに Cuscaden Suite (クスカデン・スイート)がある。

広さ73平方メートルのクスカデン・スイートは、細部に至るまでデザインにこだわっている。エディションホテルのトレードマークである白いソファとラウンジチェアに囲まれた円形のコーヒーテーブルの上には、美しい白い蘭の花が飾られている。隠されたパントリーを開けると、様々なグラス、ワイン含む各種お酒、エスプレッソマシン、シンガポールで大人気のTWGの紅茶が用意された、入念に配慮されたミニバーがある。
主張の激しくないミニマルアートを横目に、広々としたベッドルームへと移動すると、オーチャードの緑豊かな木々と住宅を見渡すように、マリオットグループといえば、の広々としたベッドが置かれている。ドレープ、シェード、照明は全てベッド横のボタン1つで調整することが出来る。昼、夜、その時の雰囲気に合わせ、ゲスト好みで部屋を完璧に演出することができる。シンガポールに限らずエディションホテルでは、ゲストに「プライベートな空間の中で最大限リラックスできる滞在」を提供する為に、部屋の照明に強いこだわりを持っている。
浴室にはルラボのアメニティが置かれており、心身ともにリフレッシュできること間違いなし。ニューヨークを拠点とする世界的に有名なフレグランスメーカーがカスタマイズしたエディション独自の香りを楽しんで。ラボッテガ製の豪華なバスローブに身を包めば、深い眠りに落ちる前に、まるでスパに来たかのような気分になる。


泳いで、飲んで、味わって
ロビーに一歩足を踏み入れると広がるロビーラウンジでは、ゲストや来客がコーヒーやシャンパン、あるいはカクテルを楽しみながらくつろぐことが出来る。植物に囲まれ、まるでシンガポールの観光名所の1つ、ボタニックガーデンがエディションホテルにやってきたかのようだ。
ホテルのレストラン「FYSH」はステーキとシーフードのレストランで、「The Punch Room」はエディションの始まりとなったロンドンのエディションとその伝説的なカクテルバーから直接インスピレーションを得たものである。
屋上には広々とした屋外プールとテラスバーがあり、シンガポールの美しい南国の気候を楽しみながらくつろぐことができる。ザ・シンガポール・エディションは宿泊棟とレジデンス(居住)棟に分かれた造りになっており、その間に広がるプールはホテルのユニークなデザインの特徴の1つである。
ゲストはホテルの庭の上を泳いだり、ガラス底のプールから下の中庭を覗いたりすることができる。それでも物足りないなら、世界各地からインスピレーションを受けた贅沢な美容法を揃えた EDITION Spa (エディションスパ)を試してみてるのはいかが?

次のシンガポール旅行でくつろぐオアシスをお探しなら、ザ・シンガポール・エディションの公式サイトからの予約がおススメ(ロイヤルティプログラム特典を利用可能)。VISAインフィニティカードやアメリカンエクレスプレスをお持ちの方は、朝食無料サービスや客室のアップグレードの特典が受けられるかどうかも要チェック。通常料金 102,000円($900SGD)~。


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